【2022年7月渡韓レポ】韓国旅行に必要なビザ申請やPCR検査、費用など

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2022年7月に久しぶりに韓国に旅行にいってきたので、現在日本から韓国に旅行にいくのに必要なビザ申請やPCR検査、入出国の流れや費用についてまとめました。

2022年6月に東京でビザ申請をして、7月にソウルに5日間滞在した私個人の渡韓レポです。状況は日々変わっているので、必ずご自身で最新情報の確認をお願いします。



渡韓に必要な手続きと費用

2022年7月に渡航した際に必要だった手続きと費用をまとめました。

6/14に東京でビザ申請→7/13~17の5日間ソウルに滞在した際の手続きと費用
①航空券手配:成田⇔仁川往復約30,000円(ZIPAIR利用)
②ビザ申請:無料
③日本でのPCR検査:1,000円(都民無料検査を利用)
④Q-CODEの登録
⑤韓国でのPCR検査:1回約6,800円 ※滞在期間によっては2回必要
⑥MySOSの登録
私が今回の渡韓で必要だった費用は、日本と韓国でのPCR検査代計7,800円と航空券30,000円、合計で37,800円です。PCR検査を日本韓国ともに安いところを探して受けたので、それほど費用はかかりませんでした。

続いてそれぞれの手続きに関して詳しくまとめていきます。

①航空券手配

まず必要なのは航空券手配!観光ビザ申請時には韓国への出国航空券を提示する必要があるので、ビザ申請の前にチケットを予約しないといけませんでした。

私が2022年6月14日に東京の領事館でビザ申請をした際は、ビザを申請する日の1ヶ月後の航空券をとる必要がありました。※この期間は申請する時期や領事館によって日々変動しているので、必ずご自身で管轄の領事館の最新の情報をご確認ください

航空券はZIPAIRで往復約30,000円でした。予約時に最安値のチケットをとりましたが、コロナ前に比べると少し高いですね。ちなみに機内は往路(水曜朝8:55成田発)も復路(日曜昼12:55仁川発)も席が半分埋まっている程度でした。

②ビザ申請

続いてはビザ申請です。私が2022年6月14日に東京の領事館でビザ申請をした際は、申請の予約ができず1日200人の先着順での申請でした。申請が開始した直後は徹夜組もいたようですが、私が申請した際は申請開始時間の30分前に領事館に到着してギリギリ180番台でした。

申請方法も時期、領事館によって変動しています。東京の場合は2022年7月18日現在、オンラインでの事前予約制になっているそうです。必ずご自身でご確認ください。



③日本でのPCR検査

韓国への出国には、出発前48時間以内に受検したPCR検査、または出発前24時間以内に受検したRAT検査(迅速抗原検査)の陰性証明書が必要です。

私は木下グループPCR検査センターでPCR検査を受けました。海外渡航に必要なパスポート番号入りの結果証明書を発行している機関の中で木下のPCR検査が一番安そうでした。ただ木下グループはこの証明書で韓国に必ず入国できると保証はしていません。

韓国入国用の陰性証明書は下記の内容が記されている必要がありますが、木下グループの証明書は「発給日時」が書かれていません。かつフォーマットの指定や変更もできません。

▼韓国入国用陰性証明書の必要項目(フォーマットは指定なし)
・パスポートと同じ氏名
・生年月日
・パスポート番号
・検査方法
・検査日時
・検査結果(陰性であること)
・発給日時
・検査機関名
「発給日時はなくても大丈夫だった」「木下の証明書でZIPAIRで渡韓できた」といったレポが多かったので私も木下を利用して問題なく出国できましたが、空港や利用する航空会社によっては出国できない可能性もあります。航空会社に問い合わせるなど、ご自身で確認をお願いします。

「海外渡航用」「渡航実績あり」などの記載がある検査機関は、大体1回の検査で2~3万円必要だったので、安心をとるか、費用を抑えるかで悩みどころですね。

木下グループの場合の料金はPCR検査の都民無料のサービスを利用し、パスポート番号入り検査結果通知書を発行するための手数料1,000円のみ支払いました。木下の場合、検査はオンライン予約制で結果はメールで通知されます。

④Q-CODEの登録

出発前に検疫情報事前入力システム(Q-CODE)を登録しておくと入国審査がスムーズです。登録は韓国語と英語のみなので少し手間がかかるかもしれませんが、空港でドタバタするより安心ですね。Q-CODEを登録して発行されたQRコードを提示すれば15分ほどで韓国に入国できました。

Q-CODE登録には以下の情報が必要です。

▼Q-CODE登録に必要な情報
・パスポート情報
・電子メールアドレス
・航空券情報(便名と座席番号)
・PCR検査陰性証明書のアップロード
・健康状態質問書の入力

座席番号や陰性証明書のアップロードが必要なので、申請は渡航ギリギリにしかできません。ただ、基本情報や質問書の入力は事前に登録して途中保存が可能なので、事前にできるところだけでも登録しておくと安心だと思います。

ワクチン接種証明書も登録可能だったはずですが、私が申請した際(7月中旬)にはシステム上登録できないようになっていました。ワクチン未接種でも入国可能なので、入力自体省略されたのかもしれません。

⑤韓国でのPCR検査

韓国入国後にもPCR検査を受ける必要があります。私が滞在した2022年7月13日~17日の場合は、「入国後3日以内」にPCR検査を受検する必要がありました。ただ、7月25日以降は「入国後1日以内」受検に変更されました。こちらも日々状況は変わりそうなのでご自身でご確認ください。

私の場合は滞在が5日間だったので「韓国入国後3日以内のPCR検査」と、日本入国に必要な「出国前72時間以内に受検した陰性検査証明書 」を併用して、滞在3日目にPCR検査を受けました。

日本入国用の陰性証明書は、以下の項目が記載されている必要があります。

▼日本入国用陰性証明書の必要項目(フォーマットは指定なし)
・ 氏名
・ 生年月日
・ 検査法・採取検体
・ 検体採取
・ 検体採取日時
・ 検査結果
・ 医療機関名
・ 交付年月日

PCR検査は仁川空港や市内の医療機関で受検できます。私はアクセスの良さと値段の安さで「シジェン医療財団」の検査を利用しました。予約は英語と韓国語のみですが、現地には日本語を話せるスタッフが多くて検査は5分で終わりとてもスムーズでした。

▼シジェン医療財団ソウル
料金:65000₩
アクセス:地下鉄5号線「踏十里」駅から徒歩約5分
予約:HPよりオンライン予約
結果:登録したメールアドレスに送付される
料金は日本円で約6800円、空港で受けるより割安でした。ちなみにソウル市内では保健所での無料PCR検査が行われていますが、短期滞在の外国人は利用できません。空港か医療機関での有料検査がマストです。



⑥MySOSの登録

最後に日本入国用のMySOSの登録です。これは必須ではないようですが、登録しておくとスムーズです。空港の混雑具合によるとは思いますが、私は20分程度で入国できました。

MySOSは日本到着予定日の6時間前に申請完了する必要があります。「MySOS」アプリ上にて、パスポート番号などの個人情報や質問票への入力、誓約書への同意、陰性証明書のアップロードを行います。

すべての申請が完了すると画面が「審査中」になり、不備がなければ数時間で申請が完了します。空港では、MySOS登録者用レーンでアプリとパスポートさえ見せれば簡単に手続きが完了しました。

渡韓のために準備したもの

続いて、今回の渡韓のために準備したものをご紹介します。

データ無制限SIMカード(SKテレコム)

ソウルはWi-Fi社会とはいえ、毎回Wi-Fiを探すのも手間なので韓国で使えるSIMカードを事前に購入していきました。とくに今回はコロナの影響でバスの運行状況が事前のネット情報から変更になっていたりとイレギュラーが多かったので、出先ですぐにスマホで調べものができて助かりました。

私が購入したのは、SKテレコムのデータ無制限5日間1,950円のもの。SIMフリーのスマホに差し込むだけですぐに使えて、回線も遅いと感じることは全くありませんでした。ただ通話はできないので(LINE通話はできます)ご注意ください。

私はAmazonで購入しました。楽天やQ10も確認しましたが2022年7月時点でAmazonが一番安かったです!

Amazon.co.jp

SKテレコムの窓口は仁川空港にもあるのですが、私が訪れた際(2022年7月)はおそらくコロナの影響でカウンターが臨時休業していました。なので事前に購入して持っていくのが安心かと思います!

旅行保険

いつもはクレジットカード付帯の旅行保険だけで海外旅行にいくのですが、もし韓国でコロナに感染して治療を受けたり隔離が必要になった場合の自己負担が怖かったので今回は追加で旅行保険に加入しました。

結局利用することはなかったのでサービスの良し悪しは判断できかねますが、私が加入したのは損保ジャパンの海外旅行保険【off!】です。インターネット申し込みだと一番ライトなプランで韓国5日間2000円しない程度でした。

大手なところ、かつ連絡をLINEでとれるというのが便利かなと(通話ができないSIMカードを利用していたので)思って私は損保ジャパンにしましたが、もう少し保険料が安いところもあったのでぜひ比較ご検討ください。

以上、2022年6月にビザ申請をして7月中旬に5日間韓国に滞在した私の渡韓レポでした。参考になれば幸いです。ただ何度も言いますが、必要書類や隔離・検査の有無などは日々変動しているのでみなさんご自身で最新情報を確認をしながら渡韓準備を進めてくださいね。それではよい旅を~!

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